こんにちはKです!
今回は不動品のジャンク品であるポータブルインバーター発電機(DENYO GE-1400SS-IV)を購入したので、修理内容ををまとめていこうと思います。
この機種は
- スバル/SGi14
- シンダイワ/IEG1400M
- ヤンマーGF1400IS
- マキタ/G140IS
のOEMだったかと思いますので、そちらの修理にも役立てていただければ幸いです。
それでは宜しくおねがいします!
現状確認
購入した物は、説明によると「圧縮有り」「エンジン始動不良・動作未確認」の為、ジャンク扱いでした。
さて、どれどれとリコイルを引いてみると
めちゃ重いしなんかガリガリ言ってる\(^o^)/オワタ
これが圧縮だと思っているならとんだハイパー高圧縮エンジンだよ!!
うーーん、金銭的にシリンダーとピストンは交換する余裕がないですが…
ネットの購入はこういったところが怖いですね…
外装も経年劣化を全体的に感じます。
特にタンク脇はガソリンをこぼした跡で白っぽくなってますので、ついでなんで補修していきましょう!
ってことで分解!!
分解
過程の写真を取り忘れてました(^q^)
ここまではボルト関係が少し多いだけで何も難しい事はないのでご心配なく
ボルト関係は付いていた箇所を忘れないように逐一元の場所に付け直すって手もあるよ!
めんどくさいから自分はやらないけど組み付け後に謎のボルトが余ってしまうボルト錬金術師さんにはおすすめ!
さて現在「両サイドカバー」「足」「後部カバー」「燃料タンク」「ユニット間各種カプラー」「燃料ホース」
外したところです。
注意:ここまで分解すればスターターロープは交換を推奨しますが、ロープ交換の予定の無い方は、「スターターのノブからロープを外した時点でロープに結び目を作り、リコイルに巻き取られないようにしておく」と良いです。
あっ、オイル抜いておきました。
汚い!お勤めご苦労さん!
オイルに鉄粉は混ざってなかったからあれ?意外とイケるんじゃね?ってホッとしました
蛇足になりますが、旧車好きの後輩で、「オイルにはその車、バイクのこれまでの走りのドラマが詰まってますね」ってドレンボルトの鉄粉見てニヤニヤしながら訳分からんことを言ってる奴がいました。
ガリガリの正体
発電機のハウジングを外したところでなんか違和感…
分かるかな?下のマグネットが一個無くなってますね…
マグネットの行方はこちら↓
コイルの上にちょこんとくっついているのがマグネット君であります。
お前か!!
コイルの周囲をマグネットが回るようになってますがこいつのせいでマグネット同士が擦って「リコイルが重い」「ガリガリする」ってなっていたようです。
数件この症例は見たことありますが、やはり運搬等の衝撃が一番の要因なのかな?
原因が分かったところで修理修理φ(..)
瞬間接着剤〜!!
テキトーじゃないよ笑
マグネット剥がれは毎回これで直してました笑。
中古品だったら直した後、外れたことがないし、外れる前にインバータユニットがお亡くなりになるケースの方が多いです。
うん!これでいいのだ!!笑
今回はこのくらいで、
次回「スターターロープ交換」とかやっていきますので見ていってくださいな〜
ではまた次回!!
part2はこちら
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